【ソウル大日記vol.5】ソウル大学で初めて迎えた中間考査。私なりの勉強法もちょこっと紹介してみる。

こんにちは!ソウル大学に通うはなです。

前々回の記事で開講からの日常を振り返ってみたのですが、想像以上に遊んでしかいなくて、これではソウル大留学生のメンツが保てない(汗)と焦りを感じたので今回は大学生の醍醐味であるテスト期間について書いていこうと思います!

テスト3つがちょうど良い

私は今学期14単位分の授業を取っていて、授業数で言うと5つの授業を取っていることになります。ちなみに日本の大学だと1学期あたり20単位ぐらい取ると聞いたのですが、ソウル大学は1学期あたり最大18単位しか取れません。私は元々17単位だったのですが、金曜日の午後に授業があるのが嫌で一つ消したので14単位になりました。周りを見てみると同期のほとんどが14単位または15単位なので少なめに取るのが一般的なのかもしれないです。

というわけで5つの授業を聞いているわけなのですが、内訳は次のとおりです。

  • 高級韓国語
  • コンピューター基礎
  • 大学作文1
  • 心理学概論
  • 二重言語使用

この中で今回中間試験があったのは、高級韓国語・心理学概論・二重言語使用の3つだけでした。大学作文は試験の代わりにエッセイの課題があり、コンピュータ基礎は試験代わりのペア課題のようなものがありました。(このペア課題についても話したいことが山ほどある、、次の記事にまとめます。)

試験3つが少ない方が多い方なのかはよく分からないのですが、周りを見ていると3つが平均的なようです。同期の中には試験1つに代替課題4つの人もいれば、試験が6つの人もいてどっちもヒーヒー言いながら生きてたので多分試験3つに課題2つが楽だと思います。

テストの内容

高級韓国語

授業名通り韓国語を学ぶ授業なので多分語学堂や語学学校で行われるようなテストと似た形式だったのだと思います。形式は記述式で内容は、韓国語の綴りや띄어쓰기(分かち書き)の原理、慣用表現、文章の書き直しなどでした。

綴りと띄어쓰기(分かち書き)の問題は、間違いを含んだ文章が提示されて、その中でどこが誤りなのかを指摘した上でその根拠を韓国語正書法の原則に基づいて記述するというものでした。正直授業の最初の方は正書法の原理なんか覚えても韓国語力伸びないしとか思っていたんですけど、やっていくうちに普段の生活でも綴りと分かち書きを正しく書く習慣がついたのでちゃんと言語の基礎を学ぶのも大切だなって思いました。

慣用表現の問題は事前に教授が約200個の慣用表現の一覧をくれて、それを用いて例文を作成するという問題でした。私はテストまでに自分で例文を作っていくことにしたんですけど、慣用表現を使って文章を200個作るというのが割と結構大変でした。結局1人では作りきれず同期の力を借り、完成した例文をただひたすら覚えた、、。(泣)

でも、これもまた覚えたら普段使いできるものが多くて今となっては満足してます。(覚えている間は教授が憎かったけど笑)

心理学概論

心理学概論は私が今学期聞いている授業の中でいちばん気に入っている授業です。もちろん自分が心理学専攻だからというのもあるんですけど教授が本当に面白くて授業が楽しい。(録画授業だから好きっていうのもある、、。)

ただ唯一の問題はテストでめちゃくちゃ細かいところをついてくる(泣)

どれくらい細かいかっていうと脳の研究方法について問うTrue&False問題で、

「EEGは脳の電気的信号を探知する」という事実の電気的の部分を化学的に変えて「EEGは脳の化学的信号を探知する」にして、正しいか誤りか聞いてくるんですよ、、。しかもこの内容は授業でサラッと言っただけで、PPTには一切記述がないから聞き逃してたら絶対わからない。

私は事前に先輩から過去問をもらっていたのでこの問題が出ることを知っていたのですが、もし過去問を見ずにテスト受けに行ってたら死んでたと思う、、。

正直大学のテスト勉強は頑張りとか関係なくて、過去問とまとめノートをどこからゲットするかの問題だなって思いました(笑)

今回はラッキーなことに20学番(2020年入学)の先輩の死ぬほどわかりやすいまとめノートをゲットできたのでそこまで苦労はせずに覚えることだけ覚えていけたので心が楽でした。

二重言語使用

二重言語使用は割と脳科学に近くて、脳のどの部分で言語処理をしているのかを学べるので実際の生活で役に立つ部分が大きくてお気に入りの授業だったのですが、テストはめちゃくちゃ気に入りませんでした。(いや実は教授は悪くない、、私の勉強不足、、ごめんなさい)

記述式の問題が多かったのですが、与えられた情報のみを基に回答するというよりかは、提示された結果の背景にあるそもそもの定義から論理性を検討しなくちゃいけない問題が多くて、常に非論理的な思考しかしていない私には高度すぎました。期末で頑張ろう。

勉強法と勉強時間

私は、基本的に何かを覚える時には’森を見てから木を見て最後に枝をみる’っていう感じのイメージで進めます。

なのでまずは授業を聞きながら、重要な概念だったり定義をA4用紙を半分に折った紙に整理します。

これは私が高1の時から社会系の科目でやっていた方法なんですけど、詳細情報は書かずに目次を作るイメージで整理することで頭の中にマップを描くことができて効率的に勉強できます。

全体像を掴んだ後は木を把握する段階に入ります。ここではただひたすら教材と教授のPPTを見るか、もしくは先輩からまとめノートをゲットする(先輩の中にまとめノート職人が絶対いるはずです笑)のが良いです。

ほぼ全部の内容が頭に入ったら最後に枝を見ます。これは教授がついてきそうな部分を考えて集中的に勉強する段階です。例えば上で紹介した心理学概論のテストだったら’化学’の部分が本来’電気’だったことに気がつかないといけないのですが、ただ勉強しただけではこの部分は見逃してしまうことが多いので教授の問題のパターンを把握して穴を潰していく必要があります。過去問を見ながらパターンを把握して、予想問題をいくつか作っておけば試験中に慌てることがないです。

こんな感じで私なりの勉強方法を紹介してみたわけですが、まだ1回しかテストを受けたことがないのでこれが最適な方法なのかはわかりませぬ。

そして試験期間中の勉強時間はこんな感じです。

テスト期間に入るまで遊び回っていたので、テスト1週間前に授業の復習と整理をするところから始めまして、その結果1日平均10時間近く勉強する羽目になりました。次回はコツコツやる、、んだ、、。

ちなみにテスト期間にツイートもしたのですが、

周りの天才たちは「やばい、マジでこれ以上覚えることない、飲み行こ」って言ってテスト前日にお酒を飲みに行き、明け方の2時に解散してからオールで勉強してテスト受けに行ってました。バケモン、、?

テスト期間の間食イベント

韓国の大学あるあるとして試験期間の間食イベントがあります!!夜遅くまで勉強していると夜食をもらえたりするのですが、私は今回学科で行ったイベントでライスバーガーをもらいました!!

見た目はあんまり綺麗じゃないんですけど結構美味しかったので朝昼晩で3食食べました(笑)

まとめ

大学のテストで重要なのは計画性と過去問と先輩のまとめノートでした。正規留学前の方はテストが不安な気持ちもあると思うのですが、韓国の大学では基本的に誰かが助けてくれるのであまり心配しすぎなくて大丈夫です!!

私は心配しすぎなくて問題なのでもう少し気を引き締めていこうと思います(汗)

次回の記事では今聞いている授業についてもう少し詳細に紹介してみようと思いまっす!

コメント

タイトルとURLをコピーしました