TOPIK쓰기(作文)90点以上の私が実践した確実に高得点が取れる勉強法!

こんにちは!韓国・ソウル大学に在学中のりんかです。

韓国語能力試験(TOPIK)を初めて受験されるという方の中には、読解と聞き取りは出来ても作文はどうやって勉強したら良いか分からないという方も多いのではないでしょうか?

特に쓰기パートの中でも最難関である”与えられたお題に対して意見を述べる問題”では、文字数も多くテーマ自体も難しいためなかなか対策が難しいと感じてしまいますよね💦

しかし、TOPIKの作文はパターンが決まっているため、ちゃんとした方法で対策をしていけば確実に高得点を取ることができます!

私自身も作文に対する苦手意識があったのですが、しっかりと対策をしたことで作文パートで91点という点数を取ることができました。そこで今回は、私が実践した쓰기(作文)勉強法をご紹介していきます。

TOPIK作文の概要

韓国語能力試験(TOPIK)は何とも不思議な構成の試験でして、聞き取り問題が終わると休みなくすぐに作文問題に突入します。作文パートは51番〜54番までの4つの問題から構成されており、試験時間は50分です。

テストの概要については韓国語能力試験公式HPからご確認ください!

各問題の概要

51番(10点)

:メールや手紙、掲示板の文章の中で空欄を埋める穴埋め問題

例)スミさん、この間は本を(      )ありがとうございました。

のような文があり、この空欄に当てはまる言葉を答える問題です。例題の場合だと、( )には”貸してくださり”のように言葉を埋めることになります。全体の文章中に( )が2つあるので、文章の脈絡を把握して埋めましょう!

りんか
りんか

単語自体は簡単なので敬語の使い方を間違えないように注意です!

52番(10点)

:説明文の空欄を埋める穴埋め問題

例)人々は音楽治療をする時、患者に主に明るい雰囲気の音楽を聞かせると思う。 しかし、患者にいつも明るい雰囲気の音楽を(     )。

52番は51番と似たような問題形式ですが、問題文が説明文になり少し長い文を穴埋めする必要があるため、難易度が少し高めです。

基本的な形としては前で示された文に反する内容を説明する文で空欄が設けられることが多いため、逆説に注意して解くのがポイントになります!

53番(30点)

:グラフや図の読み取り問題(200〜300字)

53番では円グラフや棒グラフが示されており、数値を用いて変化や傾向について述べることになります。

この問題は自分なりのテンプレートを作っておいて、数値の部分だけを問題に合わせて変えることで簡単に解くことができます。

りんか<br>
りんか

練習する際には、円グラフ、棒グラフだけではなく様々な形態のグラフに触れるようにしてみましょう!

54番(50点)

:与えられたお題に対して自分の意見を述べる問題(600〜700字)

例)早期教育の長所と問題点について賛成か反対か述べる問題

54番は配点が50点と全体の半分の点数を占めており、その分とても難しい問題となっています。

この問題でもまずは自分だけの文章構成のテンプレートを作っておくことがとても大切です。

TOPIK쓰기(作文)で高得点を取るためのポイント

作文パートで高得点を取るためのポイントはズバリ3つです!

ポイント1:原稿用紙の使い方を熟知する

TOPIK試験本番は、マス目の入った原稿用紙に解答を作成することになり、記述方法を間違えてしまうと減点の可能性があります。

そのため、高得点を狙う上で大前提として韓国語の原稿用紙のルールを熟知しておきましょう!

ポイント2:51,52,53番は満点を取る気でいる

母国語でない韓国語で長い文章を書くというのはとても難しいことで、完璧に書くというのはほぼ不可能に近いです💦

そのため、54番での減点をリカバリーできるように51番から53番の問題は完璧に解けるというレベルまで持っていきましょう!

ポイント3:時間配分をきっちり

作文パートの時間は50分ととても短く設定されています!

特に長い文章を書く際に時間が足りないと、構成を考える時間もなく書き出して途中で行き詰まってしまい、最後まで書ききれないという事態が発生しかねないのです😭

そのため、私が実際に設定していた時間配分は以下の通りです。

51番:2分
52番:5分
53番:13分
54番:30分

文章を書く速度は人によって異なるため必ずこの時間配分が良いということではないですが、できるだけ54番に時間を残しておけるように工夫しましょう!

高得点を取るための勉強法

ここからは実際に私が作文パートで90点以上を取得するために実践した勉強法をご紹介します。ここでは高得点を取るために核心となる54番の”意見を述べる問題”の対策方法に特化して説明していきますね。

1. 原稿用紙のルールを覚える

上でもお話しした通り原稿用紙のルールを覚えるところから始めましょう!

「韓国語能力試験TOPIK II 作文完全対策」という参考書に分かりやすくまとめてあるので、この一冊で原稿用紙の使い方は30分もあれば完璧にできます。(この参考書めちゃくちゃ役に立つので持っていて絶対に損はありません!!)

2. まずは模範解答を真似する練習

いきなり文章を書いてみようと思うと、なかなか書き出せなかったり、どういう構成で書けば良いかわからなかったりしてしまうので、私の場合はまずは”模範解答の真似”から始めました!!この作業を行うことで、文章の構成を確認したり文末表現や結論のまとめ方などを学ぶことができます。

具体的には、

  1. 模範解答を見ながら構成を確認する(序論、本論、結論の内容を確認する)
  2. 模範解答を覚えて書き出す
    ※この時に書き写すのではなく、一度覚えた後に覚えたものをアウトプットするのがポイント!
  3. 模範解答の中で使えそうな表現はストックしておく

これを何回か繰り返すことで、大体のテンプレートができてくるので自分で作成する時に文章構成はそのままで内容だけを変更してまとまった文章を書けるようになります。

3. フレーズをストックする

模範解答を真似することで文章構成を把握した後は、ひたすらフレーズのストックを行います!

私はルーズリーフ用紙を半分に折りたたみ、左側に日本語、右側に韓国語というようにフレーズをまとめていました。

実際のノートは残っていないので、再現してみるとこんな感じです。

基本的には、模範解答で使えそうだと思ったフレーズや使い方が曖昧な文法、高級単語帳の例文の中で使えそうだなと思った表現などをストックするようにしていました。

りんか
りんか

初受験の時は20枚ぐらいにまとめて繰り返し覚えていました!

特に個人的にとても役に立ったのが、「韓国語能力試験 TOPIK 5・6級 高級単語800 」という単語帳です。よく見る単語帳は例文が一文で紹介されていることが多いのですが、この単語帳は例文が文章で提示されており、その内容もTOPIKの作文で扱われるようなテーマと類似しているんです!

写真のように自分でも使えそうな表現を探してノートにストックしていました!単純に高級レベルの名詞や動詞を覚えるよりも、実際に使えそうなものだけをフレーズで覚えておくことで様々なテーマに対して対応できる力が身につくのでおすすめです。

4. 色んなテーマで作文を書いてみる

ここまでで作文の基礎が固められたので、ここからはひたすら演習です。

作文を書いても自分の書いたものが良いのかわからないという場合には、ChatGPTに添削してもらいましょう!!(私が勉強していた時代にはなかったので、毎回hello talkという言語アプリで添削してくれる人を探してました💦便利な時代になったもんだ!)

作文を書く中で、なんかこのテーマはアイデアが浮かばないなというテーマがある場合にはその分野に関する知識が不足している可能性が大なので、関連したニュース記事などを読みながら「コンセプトマップ」を作成してみましょう!

コンセプトマップとは?

こんな感じで真ん中に大きなテーマを置いて、そこから関連する話題についてまとめるものがコンセプトマップになります。これを作っておくと後で似たようなテーマで問題が出された時にも自分が知っている話題に引き寄せて文章を作成することができます!

まとめ

TOPIK作文で高得点を取るための勉強法をまとめると

・時間配分をきっちりと決めて54番の問題に余裕を持たせる
・原稿用紙のルールは完璧にする
・使えそうなフレーズをストックする

となります!

TOPIK勉強法の記事はこちらも併せてご覧ください!

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