【韓国正規留学】ソウル大学に通っている私のテスト勉強法

こんにちは〜!韓国の大学は9月に新学期が始まりますが、ちょうど今、10月半ばから末にかけてが中間試験シーズンです📚

韓国では就職の際にGPAが重要視されることが多いので、大学生たちは本当に成績に命をかけています。基本的に目標はA+!もしC以下の成績が出てしまうと、再受講してでもA以上を狙うのが普通です。(ちなみに、私も1年生の時にC+を取って、再受講した経験があります笑)

そんなふうに学生たちの成績に対する本気度は高く、韓国の大学で良い成績を取るためには、相応の努力が必要です‼︎

私もソウル大学に通い始めて約3年、ようやく試験勉強に慣れ、効率よく取り組めるようになってきました。今回は、その私なりの試験対策ノウハウを皆さんに共有したいと思います👩‍🎓

韓国の大学のテスト

私は日本の大学に通ったことがないので、日本の大学のテストと直接比較するのは難しいですが、韓国の大学だからといってテスト問題が特別難しいというわけではありません。基本的には、高校のテストに似ているか、その延長のような感じです。

韓国のテストの種類

テストの種類は専攻や教授のスタイルによっても異なりますが、大きく分けると次の4つに分類できます。

  1. 객관식(客観式) :4つの選択肢から正解を選んだり、説明が真実か偽りかを判断する問題
  2. 주관식(主観式) :定義に対して単語を答えたり、説明文の穴埋めをする問題
  3. 서술형(記述式) :概念を説明したり、自分の考えを述べる問題
  4. 오픈북(オープンブック) :授業で配られた資料や自分で準備した資料を持ち込んで、自分の意見を述べたり、問題を分析する形式

専攻の試験と教養の試験の特徴

韓国の大学では、1年生のときは教養科目が中心で、3年生以降になると専攻科目がメインになります。教養科目は専攻に関係なく受講するため、予備知識が少ないこともありますが、内容自体が難しくないことが多いです。私の経験では、教養科目は暗記形式のテストが多く、記述式の問題が出ても、授業内容を覚えていれば十分対応できるレベルがほとんどです(特に人文・社会科学、自然科学系の教養科目ではこの傾向があります)。

一方で、専攻科目は専門性が問われるため、教養科目よりも範囲が広く、内容も深く掘り下げて学びます。そのため、テスト自体が難しく、意見を問われる問題が多いです。単純な暗記だけではなく、全体の流れやコンセプトをしっかりと把握しておく必要があります。

テストのタイプ別勉強法

客観式、主観式タイプのテスト

このタイプのテストは、高校のテストに似ているので、私は高校時代に使っていた「赤シート勉強法」をそのまま活用しています!

ただ、大学では資料が紙ではなくPDFで配布され、それをiPadやパソコンで見ながら勉強することが多いです。そこで私は、Goodnotesを使って、赤シートと同じように重要な単語を隠しながら暗記する方式を使っています🖊️

もともと私はGoodnotes 5を使っていて、一番太いペンで単語を隠して勉強していたのですが、これだと隠した部分を確認するのがちょっと面倒でした。

それで最近、Goodnotes 6を購入して、新しい「テープ機能」を使っています!

このテープ機能の何が便利かというと、テープで隠した重要な単語をタップするだけで、その下に隠れていた文字が簡単に表示されるんです!(もう一度タップするとまた隠れます)

Goodnotes 6は少し割高なので、全体的におすすめするわけではないんですが、このテープ機能だけは本当に便利で、効率的に暗記できるので暗記科目が多いという大学生にはめちゃくちゃおすすめです!

私は試験の1週間前から勉強を始めるのですが、具体的な赤シート勉強法はこんな感じです⬇️

  1. 最初はじっくりと読む
    まずは資料をゆっくり読みながら、重要な言葉をテープで隠していきます。この時、理解できない部分があれば、調べながらすべての内容を理解するようにしています。
  2. 2〜3日前までに準備を終える
    試験の2〜3日前までには、テープで単語を隠す作業をすべて終わらせます。ここでの準備が大切です!
  3. 覚えている単語を確認しながら1周読む
    その後、隠した単語を覚えているか確認しながら、まずは1周読みます。覚えている単語があった場合、その単語はこれ以上勉強する必要がないので、テープの上にチェックマークを付けて印をつけます。
  4. このプロセスを2〜3回繰り返す
    1周した後も、同じプロセスを2〜3回繰り返して、確実に単語を覚えます。

記述式、オープンブックタイプのテスト

記述式の場合、授業内容の全体像を把握し、異なる知識同士を融合させて理解しておく必要があります。そのため、自分なりのまとめノートを作っておくことをおすすめします📖

まとめノートを作るときに大切にしているポイントは以下になります⬇️

  • いきなりまとめ始めるのはNG!
    「試験勉強を始めよう!」って思った瞬間からすぐにまとめノートを作り始めるのは、あまりおすすめできません。まずは資料や自分の筆記をじっくり読みながら、わからない部分を調べて理解すした後にまとめ始めましょう。
  • 知識を整理しながらまとめる
    資料を読んで全体的な流れを理解しても、最初は知識がふわふわして頭に定着しないことがよくあります。その段階でまとめノートを作り始めると、頭の中で浮いている知識を整理し、体系化することができます。イメージとしては、知識に構造を作る感じです!

私のまとめノートの作り方:4つのポイント

1. 内容の把握を簡単にする
まとめノートはきれいに仕上げる必要はありません!「どこに何が書いてあるか」を把握できるようにすることが重要です。記述式やオープンブックのテストでは、資料のあちこちから情報を引っ張ってきて、融合させて答える必要があるため、試験中にすぐに思い出せるように、私は内容ごとに太字でタイトルをつけて整理しています。

この例だとHabituation, 놀람 반응도 habituation이 될까?みたいな感じで内容を区切るための見出しをつけています

2. 理解しにくい概念には自分の例を作る
理解しづらい概念には、自分なりの例を作ってノートに加えることが効果的です。これは脳科学的にも、理解の定着に非常に役立つ方法です。

transfer-appropriate processing effectという概念を理解しやすくするために実生活で現れそうな例をメモしておきました

3. キーワードに番号を振る
記述式の問題はキーワード採点が多く、必要なキーワードや文が含まれていればOKです。逆に、いくら長い回答を書いてもキーワードが抜けていたら意味がありません。そこで、まとめノートの中でキーワードに番号を振っておけば、試験中にそのキーワードを漏らすことなく書くことができます。

4. 自分に問いを投げかける
勉強している内容に研究結果や主張が含まれている場合、「なぜこの結果が出たのか?」や「なぜこう主張できるのか?」を自分に問いかけながらまとめるようにしています。授業中に習った理論や自分で調べたことを組み合わせてまとめると、内容理解が深まって記憶にも定着しやすくなります!

そして!何より重要なのはまとめノートを作って満足しないこと(笑)
いつも内容だけまとめて満足してる私が言えることではないけれども……💦

まとめた内容の中でも特に重要な部分には赤い線を引いて、、5〜6回は目を通すようにしましょう!

まとめ

ここまで私なりの試験勉強方法をご紹介しました!母国語でもない言語でのテスト勉強は本当に大変ですが、このブログが少しでも多くの留学生の助けになれば嬉しいです😭

中間試験、みんなで一緒にファイティンしましょう〜🌀

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