【ソウル大日記vol.3】受講申請の話。ソウル大の買い物かご制度についてもちょこっと語ります。

こんにちは！はなです。

開講してからそろそろ4週間が過ぎようとしているわけですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？

今回は韓国の大学の一大行事である受講申請を人生で初めて経験してみたということで、シェアはぴしていこうと思います。

韓国の受講申請（スガンシンチョン）について

韓国の受講申請は先着順です。なので受講申請の日は朝から待機してみんな同時にクリックをし、激闘の末に自分の理想の時間割を完成させる訳なんです。

とは言っても、1秒後には人気な授業がほぼ全て満員になってしまうため、もはやクリックの速さというよりも運試しと言えます。

この可愛いキムゴウンちゃんを見ても分かるように韓国の大学生はこの受講申請に対して本当に切実な思いを抱えていて（これによって成績が大体決まるから）、みんなこんな感じでお祈りしてます。

受講申請（スガンシンチョン）の手順

スガンシンチョンの流れはこんな感じです。

1.時間割を組む

韓国人学生は’エブリタイム’というアプリを使って落単を探したり、講義のレビューを見たりするのですが私は外国人登録がなくてこのアプリを使えないので直感で面白そうな授業を選びました（笑）
（心理学科は必修の教養の授業がないので本当に自分が取りたいように単位数だけ考えて取ればいいんです。）

そして何よりも重要な공강!! ほとんどの学生は月〜金までの5日間毎日学校に通うのではなく丸一日授業を聞かない공강を作ります。一番人気なのは金土日で三連休になる금공강(金曜日の休み)なのですが、私は金曜日は比較的好きで、木曜日が狂いそうなぐらい嫌なので목공강を作ることしか頭になかったです。

その結果出来上がった時間割がこちら

この時間割が出来上がった時は正直自分時間割組む才能あるわとか思って超満足していたんですよね。ただ残念なことに買い物かごの申請が始まる前日に先輩に

「あんたこんなんじゃ全部の授業逃して１年１学期から休学する羽目になるよ」

と脅され（こんな怖い言い方はされてないけど笑）

ビビった挙句、一番取りたかった현대무용(現代舞踊)と신입생세미너(新入生セミナーという名の教授との飲み会)を諦め、さらには死ぬほど嫌だった木曜日の一限にも授業を入れるという最悪な時間割が出来上がってしまったんですね。

でもまあ、授業取れないよりはマシだろうと思いこの時間割で行くことにしました。。

2.買い物かごに詰める

ソウル大学は受講申請に”買い物かご制度”というものを設けているんです。

インターネットショッピングをする時に欲しい商品を買い物かごに入れるように、自分の作った時間割をそのまま買い物かごに詰めます。

そして、定員＞買い物かごに詰めた人数の場合にはそのまま授業が確定されるという仕組みです！

私は’心理学概論’、’大学作文１’、’コンピューター基礎’が買い物かごの時点で確定されなかった（申請人数が定員を越えた）のでこの三つを早い者勝ち競争で勝ち取らなくてはならない事態になりました、、。

3.受講申請当日

受講申請当日はとにかく近くのPCバンを探しましょう。ソウル大は8:30に受講申請が始まるので（狂ってる）PCばん探しにめっちゃ苦労しました。

受講申請当日の流れはこんな感じです

1. ピック順を決める（倍率が高い授業から申請する）
2. なるべく早い時計を見つける
3. 暗証番号（？）を1,8,0のどれかで構成されるようにする
4. 8:29:59;57になった瞬間にクリックして8:30:00;01でマウスを離す
5. ひたすら集中して最後まで戦意を失わない

時計は主にネイビズムとUTCKの二つを使う人が多いのですが私は個人的にUTCK推しです。ネイビズムは受講申請の本当に直前になると緊張を煽るような音楽がティロティロリン〜〜みたいな感じで流れるので狂いそうになります（笑）

でもネイビズムの方が早いこともあるので1分前にリロードしてより早かった方を選ぶのが良いと思います！

暗証番号というのはこれのことで

申請ボタンを押すには毎回この二桁の数字を入力する必要があるのですが、この過程をより早くクリアするために事前にこの数字が1,8,0のいずれかで構成されるようにしておきましょう。（コンピューターはこの３つの数字をより早く読み込むらしいです）

ちなみに私は受講申請1回目と受講申請変更期間でどちらも00に揃えてやって全授業をゲットしたので0を入れるのをおすすめします！

ここまで準備ができたらあとはマウスをクリックするだけです。

ここで大事なのは、クリックの基準は押したタイミングではなく、マウスから指が離れた瞬間だということです！！

開始時間の0.03秒前にクリックして、0.01秒のタイミングで離したらどんなに人気な講義でも取れます。

4.受講申請変更期間

本当の受講申請は変更期間にあるとも言われるくらい重要な時期です。1回目のOTを聞いた後に授業を消す人がいるので、そこで余りが出たところを狙って人気授業を拾っていきます。

ちなみに私は”教育の理解”という授業のOTが始まって3分でこの授業を消すことを覚悟し、授業終了1分後に消しました。（でも私より前に既に15人が授業消してた笑）

この授業の代わりに、ソウル大3大恋愛講義と呼ばれている”人間関係の心理学”という授業を狙っていたのですが、ちょうど受講申請のページを見ていたタイミングで1人分の余りが出たんですよね。

これは取るしかないと思ったのですが、あいにくPCばんまで行く時間がなく、寄宿舎のWIFIに思いを託して挑戦してみたのですが、、なんと取れました！！

ということで私の時間割はこんな感じで完成〜〜

と、この時は大満足だったのですが”人間関係の心理学”という授業が班ごとに毎週3時間遊びに行くという授業で、、「金曜日の午後に人と会うのは無理、、死ぬ、、」ということで授業を一度も聞かずに드랍(取り消し）しました。

そんなこんなで長い受講申請との戦いは終わりました。ちゃんちゃん！！割と楽しかったので早く二学期のすがんシンチョンもしたいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか〜？

ブログを書きたい気持ちはやまやまなのですが、書きたいことが多すぎて逆に書くことがないので（笑）リクエストがあったら質問箱でもDMでも教えていただけたら嬉しいで〜す！！

それでは近いうちに次の記事でお会いしましょう！！