こんにちは！！2022年春からソウル大学に正規留学するはなです。
今日は韓国の大学に正規留学する際に超重要な自己紹介書（자기소개서）について、大切なポイントを５つに分けて解説していきます。
とはいえ、そもそも自己紹介書ってなに？？と思われる方も多いと思います！
簡単に説明すると、自己紹介書とは
大学・学部・学科を選択した理由＋自分の強みをアピールするものです！！
韓国の大学の外国人選考は試験がない上に提出する書類も少ないです。そのため、自己紹介書が合格の可否を決めるといっても過言ではないほど大切です!‼︎
私は高校時代に特別な課外活動の経歴などがなかったため、自己紹介書で自分を最大限アピールしたいという思いがありました。自己紹介書について学ぶところから始め、様々な合格例を読んだのですが、その中である程度のノウハウが生まれました。実際に得たノウハウを活かして自己紹介書を作成しソウル大学にも合格したので、韓国で正規留学を目指しているという方には参考になるのではないかと思います‼︎
（※あくまで一学生の経験に基づいた体験談ですので、参考程度に読んでいただけるとありがたいです。）
ここからは自己紹介書を書く上で大切な５つのポイントをひとつずつ解説していきます。
1.自己紹介書について学ぶ
私は自己紹介書をいきなり書き始めるのは困難だと思ったので、自己紹介書について学ぶところから始めました。その際に読んだ本がこちらの「ゼロから1ヶ月で受かる大学入試志望理由書のルールブック」という本です。
実はこの本は学校の先輩からたまたま譲り受けたもので、とりあえず読んでみるかぐらいの気持ちで読み始めました。ところが、自己紹介書を書く上で大切な情報がぎゅっと詰まっていてめちゃくちゃ参考になりました。本当に。
内容は
- 大学とはどのような場所か？
- 志望理由書とは何か？
- 自己アピール文を考える準備
等で構成されています。
日本の大学入試における志望理由書を対象とした本ではあるのですが、全ての項目における思考法、リサーチ法、文章の表現法がそのまま自己紹介書に活かせます。
読んで損はないどころか得しかないです。
私のノウハウも８割くらいはこの本から得たものなのでこのブログよりもこの本を読んだ方が早い説はあります。
それでも残りの２割は経験から得たのでブログも最後まで読んでください……
2.自己紹介書で求められているものを把握する
自己紹介書で求められるものは学校ごとに異なりますが、一般的には以下の3点を含めます。
1.志望動機
[大学選択の理由、学部・学科選択の理由]
将来の夢→その夢を持つようになったきっかけ（経験談）→その経験から学んだこと→具体的な目標→その目標達成にはこの大学に行かなければならない理由
という流れで書くと説得力が生まれます。
きっかけは大きなものではなくても、授業中に生まれた疑問や身近なところに転がっている問題から発展しても十分説得力があります。
大学＝インフラ（授業、教授、その他特殊なカリキュラム…）が自分の夢を成し遂げるためにいかに必要なのか
学部・学科＝具体的な目標達成までの知識体系の形成にどのような学問を追求する必要があるのか。（韓国の大学では複数専攻が割とメジャーな選択なので学問を複数融合させて目標達成につなげるのも良いと思います。）
という視点で書くと書きやすいです!
もちろん今の段階では将来の夢が決まっていないという人もいると思います。大丈夫です。上で紹介した本に載っているD-OODA探求活動をすれば見つかります。（ずっと本の紹介ばっかでごめんなさい、本当に内容が良すぎるんです…..）
2.入学後の修学計画
[目標＋具体的な計画]
これは上で述べた大学のインフラ活用を具体的にどのように行うのか書けば良いです。
例えば….〇〇という講義を受講し、〇〇についての知識を身に付け、それを活用し〇〇に関連した研究を実施したい
このように大学での学び→自分の目標につなげることで文章全体の一貫性が保てます。
この項目は大学・学部のリサーチが必須です‼︎
まずは自分の専攻したい学部の講義を全部見てみて、興味のある講義はシラバスを読み、余裕があればその講義の教授の研究ホームページに入ってみるととても参考になります、
3.高校で力を入れた活動
[専攻に関連する活動+勉強以外の強み]
この項目は、
活動のきっかけ→活動内容（短く）→活動を通して感じたこと・学んだこと→今後の展望
という流れで書くとまとまりやすいです。特に活動内容についてはどんなすごい賞を取ったのかとかよりかは学んだことの方が大事なので、どんな些細なことでも学びがある経験であれば良いと思います。また、上の部分で自分の専攻適合性（例えば数学学科志望なら数学能力が高ければ専攻適合性があると判断できる）をアピールしきれていないのであれば、自分の専攻に関連したエピソードを入れるのをおすすめします‼︎
3.書いては消し、また書く
ここまでで何を書くかは大体お分かりいただけたでしょうか？
ここからはただひたすらに書くだけです。何回も書けば良くなります。
客観的な視点でアドバイスがあった方が効率よく、かつ安心しながら進めることができるのでエージェントを使って添削してもらうのも一つの手です。
私は「おうちコリア留学」さんの自己紹介書添削サポートを利用しました。
このサポートでは
- 具体的なスケジュール設定
- 自己分析
- 日本語での添削
- 韓国語ネイティブチェック
をしてもらえるのですが、私は特にスケジュールを決めて進めることができたので出願準備が円滑に進んで良かったです。また、ソウル大学の自己紹介書をソウル大現役生に見てもらえたり、的確なアドバイスをもらえるので自分では気づけなかった点を修正する上でとても助かりました。
4.韓国式表現技法に慣れる
上までの手順で日本語の自己紹介書が書き終わったならばそれを韓国語に直せば良いです。ただここで日本語を韓国語にそのまま翻訳してしまうと遠回りな表現が多くて답답한印象になってしまうことがあります。
そのため、韓国人の自己紹介書を読んでみることをおすすめします。
私は文字を読むよりも聞いた方が頭に入ると思い、youtubeで自己紹介書に関する動画をいくつも見ました。おすすめを貼っておきます。
5.推敲
書き終わったらミスがないかのチェックをします。
韓国語は特に맞춤법（つづり）が難しいので맞춤법 검사기を使うと良いです。
こんな感じでミスがあると指摘してくれます!
ここまで来れば完成です‼︎
自己紹介書は相談できる人も周りに多くなく、不安も大きいと思いますが自己紹介書を書くことで大学進学後のビジョンが見えてきたりもするので頑張ってみてください！
この記事を読んでくださった皆さんが自分の思いを十分に表現できるよう応援しています＞＜
正規留学準備についての詳しい情報はこちらから！
韓国の大学に正規留学する方法！韓国正規留学の全体像を解説します（大学選び、提出書類、自己紹介書）
詳しい質問はtwitterのDM、質問箱からお願いします。
コメント
こんにちは。ソウル大学の外国人選考に向けて準備をしている者です。SNU eTLでソウル大学の講義が見れるという情報を得ました。韓国の電話番号を持っていない外国人でも会員登録をして講義を視聴することはできますか。他にソウル大学の講義を視聴できるサイトがあれば教えて下さい。