こんにちは!ソウル大学に留学中のりんかです。
ブログではしっかり触れていなかったのですが、私は去年の夏に学校の寮を出て一人暮らしをしているんですね!
引越しが終わったタイミングで住所変更手続きは終えていたのですが、最近になって
「주택임대차신고(住宅賃借契約申告)」、「확정일자(確定日時)」
というものを新たに知りました!
そこで今回は引越しの際にしっかり知っておきたい3つの手続きについてまとめていこうと思います!
引越し後、必ずすべきことは?
引越しだけでもかなり体力も気力も消耗されますよね..(涙)
それでもこの3つの申告は忘れてはなりません!
- 住所変更(義務)
- 住宅賃借契約申告
- 確定日時
特に住所変更の場合は引越しが終わってから14日以内に申請をしないと罰金が課せられる可能性があるので、早めに済ませてしまいましょう。
ちなみに私はこの3つのうち住所変更と確定日時のみを行ったのですが、その理由についてもここから説明しますね!
住所変更
住所変更とは言葉通り、居住地の住所を変更する手続きのことです!
住所変更を行うと、外国人登録の裏面に新しい住所を追加してもらえます。
申請に必要なもの
- 身分証(外国人登録証、パスポート)
- 家の契約書
申請可能な場所
住所変更は以下の3つの機関で申請が可能です!
1. 居住地域の区役所
予約なしで訪問可能なので、家が区役所に近い方は区役所で申請されるのが良いと思います!
2. 居住地域の住民センター
住民センターも区役所同様予約が必要なく、また同時に確定日時などの申請もできるため、申告作業を一気に終わらせてしまいたいという方におすすめです!
自分の居住場所の管轄住民センターが分からないという方は、以下の方法で住民センターを探すことができます!
1) 도로명주소サイトにアクセス
2) 家の住所を入力
3) 検索結果の横に出てくる더보기を押すとこのように管轄住民センターが表示されます。
ここでは연남동と表示されたので、연남동住民センターが管轄ということになります。
3. 出入国管理事務所
出入国管理事務所は事前にハイコリアを通して訪問予約が必要なのですが、訪問予約を取るのに時間がかかるためあまりおすすめできません。
申請方法
申請方法はとっても簡単で、5分もあれば終わってしまいます!私の経験を基にまとめると申請の流れは以下の通りです。
1. 区役所を訪問
2. 案内デスクの方に住所変更をしにきたことを伝え、窓口を教えてもらう
3. 窓口で申請書を渡されるので記入
4. 数分待っていると外国人登録証の裏に新たな住所を貼ってくれます
住宅賃借契約申告
住宅賃借契約申告とは、
賃貸借契約当事者(賃貸人と賃借人をいう)が賃貸借契約締結日から30日以内に賃貸期間、賃貸料などの契約内容を住宅所在地管轄申告官庁に共同で申告しなければならない制度
要は、役所に契約内容を教えてね!という制度なのですが、不正な取引ではないかを国が確認し賃借人である私たちの権利を守ってくれるわけです!
2021年6月から申請が義務になり、入居から30日を超過して申請していない場合は罰金が課せられると書いてはあるのですが、未だに知らない人の方が大半で、住民センターでも厳しく管理してる感じはしませんでした!ただ、何があるか分からないのでまだ申請していないという方はお早めに申請されることを推奨します。
ちなみに、申告は賃貸人と賃借人が共同でするのが原則なのですが、簡易化するためにどちらか一方が申請しても良いそうです。
申請に必要なもの
- 身分証(外国人登録証、パスポート)
- 家の契約書
申告の対象
保証金6000万ウォン以上もしくは家賃30万ウォン以上
申請可能な場所
住民センターにて申告することができます!
私が住宅賃借契約申告をしなかった理由
私の場合は、申請すべきなのか分からず最初に家を契約した不動産に問い合わせてみたところ、申告は必要ないと言われ、
大家さんにも聞いてみたところ、大家さんの方で申請をしてくれるとのことでした!
そのため私は住宅賃借契約申告を行なっていません!
申請する前に一度不動産や大家さんに確認してみるのも良いと思います!
確定日時
確定日時とは、
証書に作成された日付に完全な証拠力を付与する法律上の日付のことを言い、賃借人は確定日時を受け取ることで、契約した家の保証金を優先して返済してもらうことができる
つまり、「保証金を守ってくれる」制度と言えます。
万が一、大家さんが保証金を返してくれない!という状況に陥った時に優先的に保証金を返済してくれる制度なので申請しておくのが安心です。
申請に必要なもの
- 身分証(外国人登録証、パスポート)
- 家の契約書
申請可能な場所
住民センターにて申請することができます!
申請方法
これも申請方法はとっても簡単で、住民センターに必要書類を持って行き、口頭で確定日時を申請しにきたと伝えるだけです!
他の2つの申請と異なる点として600ウォンの手数料がかかりますが、600ウォンで保証金を守ってもらえるなら安いもんですよね..!
まとめ
引越し後の手続きは名前だけ聞くとなんだか難しそうですが、実はどれも簡単に申請できちゃうんです!
これら3つは同時に申請が可能なので、引越しが終わったら14日以内に地域の住民センターを訪問し申請を済ませてしまいましょう〜!
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