【ソウル大日記vol.16】1年生2学期に取った授業を紹介しつつ2学期を振り返ってみる。

こんにちは、ソウル大学に留学中のりんかです。

ついに1年生2学期が終わりました!わーーい!

今学期の始まりは身体的にも精神的にもかなり良くない状態で、今学期は人生で一番よく休んだ学期でした!

そのため、終わって振り返ってみると学業の面においてもう少し頑張れたのではないかなという後悔は残るのですが、その代わり時間をかけて今後について考えてみたり、友達に色々相談してみたりして多くの学びを得ることができたので人生における大きな転換点になった気がします。

そこで今回は2学期を振り返ろうということで、今学期に受けた授業の中でお気に入りだった授業を3つほど紹介しようと思います!

부모교육 – 両親教育

授業名だけ見ると、両親の教育?なにそれ?と思われるかもしれません。この授業はソウル大学児童家族学科で開設された教養授業で、養育行動について理論を学ぶ授業です。

具体的には、幼児の発達理論・養育環境のシステム理論・自己有能感の向上など育児における両親の役割について様々な研究を土台にして学びます。

この授業は元々取りたくて取ったわけではなく、受講申請で大失敗した結果履修することになったのですが、(受講申請で大失敗した話はこちら)結果的には今学期履修した授業の中で一番楽しくて、人生において有益だったなと感じました。

私は3年生から脳科学とコンピューター工学の方を複数専攻しようと考えていたのですが、この授業を通して新たな目標が生まれて今は児童家族学部の複数専攻を考えるようになりました。

やっぱり人生何が転機になるかわからないので、自分の計画通りにいかなくても与えられた道で精いっぱい努力することが重要だなと感じました。

この授業は理論形式で進んでいき、途中で何回か討論という名の点数稼ぎタイムがあったのですが私が居眠りをしている間に終わってしまったので内容はわかりません💦

試験は中間、期末の二回で選択式の問題と記述式の問題で構成されていました。個人的には記述式の問題がかなり適当な作りで、長く書かなくても核心部分の説明だけできていれば良かったので、文章を書くのが激遅な私としてはとても気持ちが楽でした。

課題はA4で5枚のエッセイ一つで、まさに名講義であり楽単ってやつでした!

しかも課題が自分の両親の養育について分析し、自分が将来親になった場合両親の養育がどのように影響をあたえると予想されるのか理論ベースで述べるというもので、楽しい上に論文をそんなに読まなくても進められる課題で最高でした。

さらには最後にテストの成績を教授が教えてくださる時に、

授業ではテストという形で理論の理解度を測りましたが、これがみなさんの親としての技量を決めるものではありません。みなさんの子育てと、現在子育てに奮闘している周りの人々を見つめる視点に良い変化をもたらせたら幸いです。

というメールが送られてきて、教授の温かさが伝わってきて一学期の間本当にヒーリングできる授業でした。

授業中に学んだ理論の一部

체력단련 – 体力鍛錬

授業名の通り運動をする授業です。

学校内にあるジムに行き1時間45分筋トレをします。毎週脚、胸、腕みたいな感じで体の部位に分けてトレーニングを行いテストは一回だけでした。

テストでは正しい姿勢でウェイトトレーニングをできているか確認することを目的としていてトレーニングするところをカメラで撮影して教授に映像で送るだけでした!

テストが負担にならないのももちろん良かったのですが、個人的には班別で運動ができるのが最高でした!

体格を考慮して同じレベルの運動能力の人たちと班になるのですが、私は医学部の1年生、獣医学部の2年生、卒業直前のオンニ2人と班を組むことになり、毎回お喋りをしながら(基本的にうるさいのは私💦)楽しく運動することができました。

私はサークルに入っていないので(ダンスサークルのオーディションに落ちた話はこちら)なかなか他の学科に友達を作るのが難しいのですが、この授業は学部に関係なくいろんな人が受講するので友達をたくさん作れて楽しかったです!

과학기술과 사회 – 科学技術と社会

こちらも教養の授業です。

私は基本的に~と社会みたいな抽象的なテーマが苦手で(外国語で抽象的な概念理解するのって超ムズイ)避けて生きてきたのですが、友達に頼まれ(頼まれたというより半強制的に申請させられた)今回受講することになりました。

内容としてはトマス・クンだったりその辺の思想家?哲学者?の理論について学び、それを実際の事例に適用させながら理解していくというものです。

感想としては、世の中には本当に常に色々考えてる人がいてそのおかげで(?)私は意味も分からない重力派についてレポートを書かなきゃいけないなんて本当にいい迷惑だ!って感じでした。

多分学ぶことが好き!という人は楽しいと思うのですが、私のように頭は最低限動かしていこうぜという怠け者にはかなりハードでした。

ただ自分では絶対に見ないドキュメンタリーを見る機会もあったり、毎週授業後に自分の意見を述べる時間があったりと普段関心のない分野について考える機会があったのは結果的には良かったなと思ってます。

試験はオープンブックだったのですが、電子機器の持ち込みが禁止だったので授業のプリントを自分で紙に整理して持ち込む必要があったんですね。

それがめちゃくちゃ大変でした。

一回の授業当たり資料が100枚を超えるため、それを全部まとめるのにもかなり時間がかかり(多分合計で15時間ぐらいかかりました😢)

さらには内容が多すぎて理解するのにも時間がかかり、とにかく時間がかかりました。

今回初めてオープンブックの試験だったのですが、個人的にはオープンブックでは韓国人に勝てることはないなと感じました。

基本的にオープンブックは答えを持っている状態なので、いかに早く文章を書くかの戦いなんですね。そうなると韓国語で文章を書くことに慣れていない私は圧倒的に時間が足りないという事態が起きてました。

それでも勉強してみるとなかなか面白い内容だったので満足してます!

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